健康に良い食べ物

絶対にとるべき最高の野菜

「50歳超えたら急に体調を崩しやすくなった」
「健康診断で指摘事項がたくさんあった・・・」
「いつまでも若々しくいたい」

こういった悩みをお持ちの方はいないでしょうか?
人は誰しも必ず年齢を重ねて老いていきます。
「若い時は元気があった・・・」
「昔は運動しても疲れを感じにくかったのに今では階段が苦痛・・・」
など年齢を重ねるとどうしても体がいうことを聞いてこなくなるかと想います。

また、年齢を重ねると病気リスクも高まっていきます。
日本人の死因の第1位はガンで、年間約37万人も亡くなっています。

今回はこういった不安や悩みが少しでも軽くなるように
「絶対にとるべき最高の野菜」を紹介していきたいと想います。

◉本記事の内容
野菜をとるべき理由
絶対にとるべき最高の野菜(ガン予防になります)
野菜を食べる人は見た目も若くなる

■野菜を取るべき理由

突然ですがみなさんは普段の食事から十分な野菜をとれていますか?
「野菜が健康にいい」
「野菜を食べている人は病気になりにくい」
など野菜が健康に良いのはみなさん聞いたことがあると思います。
結論からいうと、野菜は健康に良いです。
野菜でたくさんの病気リスクを抑制したり生活習慣病を防ぐ効果があります。

そもそもなぜ野菜が健康に良いのか?
そこを解説してきたいと思います。

野菜が健康に良い理由

野菜には食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は腸内環境を改善する効果があり、

・免疫力アップ
・高血圧や高血糖や肥満を改善
・メンタルが安定して幸福感UP
・老けない・太らない体になる
・腸を掃除してくれて便通をよくしてくれる

などの非常に健康効果が高い栄養素です。
腸内には40兆個以上の腸内細菌があるといわれており、食物繊維をとることで
食物繊維が腸内細菌のエサになり元気で活発な腸内細菌になるといわれています。

野菜には食物繊維の他にもビタミンも含まれており、
ビタミンDやビタミンKは骨や歯の成長をサポートしてくれる効果があります。
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な栄養素といわれており肌荒れの改善の効果があります。

野菜に含まれる食物繊維やビタミンははとても重要な栄養素ですので野菜が健康に良い事は分かって頂けたのではないでしょうか。

 
■絶対にとるべき最高の野菜(ガン予防になります)

ここからは絶対にとるべき最高の野菜を紹介してきたいと想います。
結論からいうと絶対にとるべき最高の野菜は、アブラナ科の野菜です。

「アブラナ科の野菜?何それ?」

と思った方に対して、アブラナ科の野菜とはどういった野菜があるのかを説明します。
アブラナ科の野菜は下記の野菜などです。

・キャベツ
・ブロッコリー
・ブロッコリースプラウト
・大根
・白菜
・チンゲンサイ
・ワサビ
・カリフラワー
・ルッコラ
・ケール
・小松菜

他にもアブラナ科の野菜はありますが上記にあげた野菜は全てスーパーで簡単に手に入る野菜です。
そんなアブラナ科の野菜には様々な健康効果があることが分かっています。

ブロッコリーやブロッコリースプラウトなどのアブラナ科にはイオン化合物のスルフォラファンという
栄養素が多く含まれています。
スルフォラファンはガン予防にも効果があることも分かっており、国立ガン研究センターの研究では
非喫煙者の男性に対して肺がんの予防効果があるという事も明らかになっています。
アブラナ科の野菜を多く摂取している人は少ない人に対して肺がんになるリスクが半分になると分かっています。
他にも、9万人の日本人を対象とした多目的コホート研究では、アブラナ科野菜の摂取量とガンによる
死亡率との関係を調査したところ、アブラナ科野菜を多く摂取している男性は、最も摂取量が少ない男性に比べて
ガンによる死亡リスクが16%低下していたのです。
スルフォラファンはガン予防の効果が非常に高いのです。

また、スルフォラファンには血糖値を下げる効果もあることが分かっています。
2型糖尿病患者97人が12週間ブロッコリースプラウトの粉末状の濃縮物を1日1回摂取したところ
血糖値を10%も下げることが出来たのです。
他には動脈硬化や脳梗塞や心筋血管など様々な病気の予防効果があることが分かっています。

アブラナ科の野菜は簡単に手に入り、食べる事でガンの予防になるだけでなく血糖値を下げる効果もありますのでぜひ食べていきましょう。
また、食事でアブラナ科の野菜をとる時は一番最初に食べることをおすすめします。
食べる順番を一番最初にすることでスルフォラファンが食後の血糖値を効率よく下げてくれます。
食事でお米やラーメンなどの炭水化物を多くとる人はアブラナ科の野菜を1番最初に食べましょう。

■野菜を食べる人は見た目も若くなる

人によっては実年齢より若く見える人もいれば老けて見える人もいますが、野菜を食べることで体の内側が健康になると同時に見た目も若くなります。
ハンバーガーや甘いドーナツや揚げ物などを習慣的に食べている人は体の中で糖化と酸化が頻繁に起こっています。
酸化とは体の中のDNAやタンパク質を傷つけてしまい酸化ストレスが発生してしまうことです。
この酸化ストレスの影響で肌のシミやシワ、白髪や集中力の低下という原因になってしまいます。
糖化は「体のコゲ」と呼ばれており、食事によって摂取した余分な糖が体内のタンパク質と結びついて細胞などを劣化させる現象です。
この糖化によって生み出された細胞が皮膚の細胞に付着すると肌のシミやシワの原因になってしまいます。
また、糖化に発生するAGEは病気の発症リスクを高めます。
AGEは血管の組織をもろくすることが分かっており、血管内の炎症を引き起こします。
血管内で炎症が起きると動脈硬化を引き起こすリスクが高まり、脳梗塞や心筋梗塞を起こすリスクが高まります。

しかし野菜を食べることで余分な糖や脂質を取りすぎないようになるため糖化を防ぐことが出来るだけでなく、
今回紹介したアブラナ科の野菜には抗酸化作用もあるため酸化も防ぎます。
実際野菜をたくさん食べている人は肌もキレイですし髪の毛もフサフサの印象があります。
アブラナ科の野菜を食べて中身も見た目も若々しさを維持していきましょう。

■まとめ

今回は「絶対にとるべき最高の野菜」であるアブラナ科の野菜を紹介していきました。
アブラナ科の野菜に含まれるスルフォラファンがガンや動脈硬化を予防してくれることを解説しました。
私もアブラナ科の野菜は毎日のようにとっていて、特によく食べるのがブロッコリースプラウトで、週に2〜3回は食べています。
ブロッコリースプラウトは特にスルフォラファンの含有率が高いとされていて1食分食べると2〜3日間は体内で解毒作用が続くといわれています。
なので毎日食べるのではなく間隔をあけて食べるのがおすすめです。
ぜひみなさんもアブラナ科の野菜を日々の食事に取り入れて見た目も中身も若い肉体を作っていきましょう。